2014-06-30 健康法・腸は脳よりかしこい [ライフスタイル]
<健康法>
腸をダメにする習慣、鍛える習慣 ~腸内細菌を育てて免疫力を上げる30の方法~ (ワニブックスPLUS新書)
- 作者: 藤田 紘一郎
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2013/04/08
- メディア: 新書
(略)腸を鍛え、そこに棲む細菌たちを元気にしてあげれば、宿主である人間も元気になれるのです。
(略)腸内細菌は、病原菌を排除し、食物を消化しビタミンを合成しています。人が幸福感を覚えるとき、脳内はドーパミンやセロトニンといった「幸せ物質」が分泌されます。その前駆物質を合成して脳に送っているのも、腸内細菌です。また、人が病気にならないために、体内では免疫が常に機能していますが、免疫の働きは、およそ70パーセントを腸内細菌が築いています。
(略)(「はじめに」より)
(略)地球上に最初の生命が生まれたのは、今から約40億年も前のことです。生物が最初に持った臓器は腸でした。脳ができたのは、約5億年前だと推定されています。
生物は、歴史上8~9割もの期間を、脳を持たずに生きてきたのです。
(略)腸は人類が人間に進化する以前の古い歴史を知っているので「人間の体はこうなっている」と熟知していますが、大脳皮質は人類の進化とともに発達してきた臓器なので、人間の体を熟知できていません。
人間もまた、歴史の浅い脳をうまく使いこなせていないのです。だからこそ、私たちは脳に簡単にだまされ、脳をだましてしまうのでしょう(略)(本文より)
東洋医学の「体の中心は臍下丹田」という考えや、最近の体幹を重視するトレーニングにも共通するものがあように思います。
2014-06-28 健康法・夜船閑話 [ライフスタイル]
<健康法・夜船閑話>
この本は白隠禅師の夜船閑話を現代語訳したものです。
夜船閑話は、白隠が禅僧たちの厳しい修行の中で起きる禅病を克服し、修行を成就させるため、病気恢復・健康法をわかりやすく物語にして説明したものです。
その方法が「内観の秘法」です。
作家で禅僧の玄侑宗久氏も五木寛之氏との対談「息の発見」の中で、これに助けられたと語っています。
西洋医学の投薬や切る対症療法でなく、やはり東洋医学の気とか息の考え方は未病につながるのだと思います。
以下「内観の秘法」抜粋
まずぐっすりと一眠りして目を覚ますがよい。
まだ眠りにつかず、まぶたの合わない前に、長く両脚をのばし、強く踏みそろえ、身中の元気をへその下の下腹、腰と足、土踏まずに充実させ、次のように観念しなさい。
1、我がこの気海丹田、腰脚足心はすべて自分の先天の本性である。この先天の本性にどうして鼻孔があろうか。
2、我がこの気海丹田はすべて自分の本来の故郷である。この本来の故郷に消息たよりなどあるべきはずがない。
3、我がこの気海丹田はすべて自分の心であり、その心は即ち浄土である。我が心をはなれて別に浄土の荘厳はない。
4、我がこの気海丹田はすべて自分の身の中にある弥陀である。我が弥陀である以上、別に自分以外の弥陀が法を説くはずがない。
このように繰り返して観念してみよ。観念の効果が積もれば、身全体の元気が知らない間に脚、腰、土踏まずの間に充足して、臍下丹田がひさごのように張って力が満ちあふれ、篠打ちしない鞠のように固く張りつめるであろう。
このように専一に観想しつづけて、五日、七日ないし二、三週間も経過すると、今までの五臓六腑の気の病がすっかり治るであろう。もし病が治らなかったらこの自分の頭を切り取ってもよいぞ。
4月9日 sun [ライフスタイル]
ヤスシクンを送り出すと、撮影器材をロードスターに積み込み、キャンバス・トップをオープンにして撮影に出かけた。
昨日、まだ咲きはじめで天気も良すぎ作品にできなかった上津江の山桜。
カー・ステレオのスイッチを入れると浜田省吾のアルバム“マイ・ファースト・ラブ”が流れてきた。
♪
もし15才のあの夏に戻って そこからもう一度
やり直せたら どんな人生送るだろう?
今よりも 若く強い体
学んだ知恵いかして
曲がりくねった 道を行こうと迷わない
過ちや躓きを 繰り返すことなく
夢の階段真っ直ぐに 駆け上がってく
若過ぎて思いやりもなく 傷つけ別れた人達
また出逢えたら 心の絆 失わない
だけどもしも君と どこかですれ違って
出逢うこともなくて 愛されないのなら悲劇さ
もし15才のあの夏に戻って そこからもう一度
やり直せても この人生を選ぶだろう
君と歩いた道をもう一度 歩くだろう
♪
約30年ぶりの“同窓会”
ヤスシクンと乾杯した直後玄関のチャイムがピンポーン。
あらー!ナオミサン。
セーラー服におさげで現れるかと思ってたら、
「ワタシがセーラー服着たら気持ち悪いでしょ!」と一喝。
「いやいや似合いますよ」とヤスシクンと二人でヨイショ。
30年ぶりというのに一週間ぶりに会った雰囲気。
ヤスシクンのお土産の“越乃寒梅”“越後梅”と飲みすすみ
ナオミサンのお土産の泡盛“久米仙”“玉の露”“瑞泉”で利酒大会。
まるでタイムマシンに乗って時空を旅してる感覚に陥ります。
ナオミサンが、台所に準備していたタラの芽と鰈をみて
「これどうすんの?」と聞くから
「タラの芽を天婦羅にしてくれない?鰈はムニエルにするから」というと
「ワタシ料理しませーん」だって。(笑い)
なんて潔い女なんだ!
そして酔いがまわると狐につままれたように時折宮沢りえに見えるから不思議だった。
6時半から始まった酒宴はあっというまに6時間がたち、彼女は嵐のように飲んで帰っていった。
「タノシカッタ」という言葉を残して・・・
ヤスシクンに2階のオーディオルームを見せたかったのだが。
車椅子マラソンで鍛えた体は、筋肉質で重く、おんぶするとこちらが潰れてしまった。
体鍛えときますので君も体しぼっといてください。
4月5日 wed [ライフスタイル]
中学生のときの同級の女の子から電話があった。
いや女の子ではない、すでに孫がいるそうだから。(大笑い)
でも僕の記憶には中学生の時の姿しかないのだから女の子と言ってもいいかもしれない。
声を聞いていると、受話器の向こうにはセーラー服を来て眼鏡をかけた彼女がいた。
週末に“同窓会”をすることになっているが、会うのがちょっと怖い。(笑い)
イメージが破壊されたらどうしよう。
いやいやあらかじめイメージを最悪の状態まで落としておけば大丈夫だよ。
実際会ってそれより上だったら儲けものと思えばいいじゃないか。
Nさんゴメンナサイ m(_ _)m
4月 [ライフスタイル]
今日は隣歩班の花見だった、が雨で中止になり各家庭に発泡酒と弁当が配られて終わった。
昼、母と外の雨を眺めながらその弁当を食べた。
午後3時、外はやたら明るくなり気温もぐんぐん上昇した。
ポチをつれて花見に出ることにした。
いつもの竹田公園のコースから足を延ばし亀山公園に向かった。
いったん通りへ出てビールを調達し、公園に入ったら、あらやだカラオケ大会・・・・
公園の裏手にまわりいい場所を見つけたが、やだーまだカラオケが聞こえてくる・・・・
しょうがないので中ノ島にわたり川原に出た。
そこは対岸に上野公園の桜が望め強い風が吹いてここちいい。
石段にこしかけおもむろにビールのプルタブを引きごくごくと飲むと幸せになった。
ほんとうに幸せになった。
ポチもつまみのあられをあたえると和んだ表情をした。
4月1日 エイプリルフール [ライフスタイル]
さくら咲く季節。
だが、上津江の山桜はまだ蕾だった。
さくらには他の花とはちがう趣があります。
日本という国に古来から咲く、春を告げる使者のような。
3月30日 thu [ライフスタイル]
昼のオフィス街にゲリラ的に出店する弁当屋さん。
パラソルにテーブル。
どうしてもかわいいお姉さんのいる店に足が向きますね。(笑い)
値段のわりに豪華で社員食堂の弁当よりおいしい。
でもこれで採算とれてるのかとつい心配してしまいます。
3月26日 sun [ライフスタイル]
なぜ嫌われたんだろう。
10年したらわかるかもしれない、が。
それまで生きていれば、だが。
<最近読んだ本>
朝顔草紙 山本周五郎
半島を出よ(上下) 村上龍
“半島を出よ”は約1年前に買っていて、昨日ようやく読み終わった。
(上)を読み終わって(下)はほったらかされていたらしい。
10年前からの構想で、「書ける訳がないが書かないと始まらない」と書き出したという。
北朝鮮の反乱軍が福岡を占拠するという話で900ページを超える長編。書くために参考にされた書籍、ビデオなど膨大な量の資料に圧倒される。だからすべてがリアル。
福岡の固有名詞がそのまま使われ、ホテル・シーホークと福岡ドームが崩壊する。
クライマックスのバイオレンスは「人を殺すのはいやだ」と誰もが思わせられるもので、作者の言いたかったことの一つかもしれないと思った。
もう一つは日本の危機管理がなってないということだろうね。
もし映画になるならR指定間違いないだろう。
一つ気にかかるのは博多弁が村上氏の出身地長崎弁に聞こえるところである。(笑い)