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<撮影使用機材> ボディ:CANON EOS 5D Mark II  レンズ:EF70-200mm F2.8L IS II USM、EF24-70mm F4L IS USM、EXTENDER EF2×III  三脚:HUSKY ハスキー3段 #1003

2014-06-28 健康法・夜船閑話 [ライフスタイル]

宇宙からの贈り物
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<健康法・夜船閑話>

夜船閑話・薮柑子 (禅の古典 (10))

夜船閑話・薮柑子 (禅の古典 (10))

  • 作者: 鎌田 茂雄
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1982/09
  • メディア: 新書


この本は白隠禅師の夜船閑話を現代語訳したものです。
夜船閑話は、白隠が禅僧たちの厳しい修行の中で起きる禅病を克服し、修行を成就させるため、病気恢復・健康法をわかりやすく物語にして説明したものです。
その方法が「内観の秘法」です。
作家で禅僧の玄侑宗久氏も五木寛之氏との対談「息の発見」の中で、これに助けられたと語っています。
西洋医学の投薬や切る対症療法でなく、やはり東洋医学の気とか息の考え方は未病につながるのだと思います。
以下「内観の秘法」抜粋

まずぐっすりと一眠りして目を覚ますがよい。
まだ眠りにつかず、まぶたの合わない前に、長く両脚をのばし、強く踏みそろえ、身中の元気をへその下の下腹、腰と足、土踏まずに充実させ、次のように観念しなさい。
1、我がこの気海丹田、腰脚足心はすべて自分の先天の本性である。この先天の本性にどうして鼻孔があろうか。
2、我がこの気海丹田はすべて自分の本来の故郷である。この本来の故郷に消息たよりなどあるべきはずがない。
3、我がこの気海丹田はすべて自分の心であり、その心は即ち浄土である。我が心をはなれて別に浄土の荘厳はない。
4、我がこの気海丹田はすべて自分の身の中にある弥陀である。我が弥陀である以上、別に自分以外の弥陀が法を説くはずがない。

このように繰り返して観念してみよ。観念の効果が積もれば、身全体の元気が知らない間に脚、腰、土踏まずの間に充足して、臍下丹田がひさごのように張って力が満ちあふれ、篠打ちしない鞠のように固く張りつめるであろう。
このように専一に観想しつづけて、五日、七日ないし二、三週間も経過すると、今までの五臓六腑の気の病がすっかり治るであろう。もし病が治らなかったらこの自分の頭を切り取ってもよいぞ。
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beachboy

tochiさんビタースイートさんmakimakiさんありがとうございます
by beachboy (2014-06-30 13:36) 

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