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”ここは楽園 T's Island Photo Gallery” はこちらです
<撮影使用機材> ボディ:CANON EOS 5D Mark II  レンズ:EF70-200mm F2.8L IS II USM、EF24-70mm F4L IS USM、EXTENDER EF2×III  三脚:HUSKY ハスキー3段 #1003

”中年、プチ深夜特急”ー気ままな仏・伊の旅ー15 ジェノバ 2012.5.8.tue [フランス、イタリアの旅]

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2010.7.13.tue 15th

フランスからイタリアに入るにはどうしたらいいのか、わからなかった。(笑い)
国際列車に乗るつもりでいたが、ボーダーまで行けば何とかなるのか。
SNCFのBillet窓口に行くと、今日の国際列車はもうないという。
ボーダーがベンチミグリア(Ventimiglia)だから、そこままで行けばフィレンツェ行きの列車に乗れるときいてうれしくなった。
とりあえず、モナコ(Monaco)まで行って、ベンチミグリア行きに乗り換え、ボーダーまで行ってみることにした。

ニースで買った歯磨きが大きなチューブで、日本に帰ってからも1ヶ月くらい使えそうだ。
アルルで買ったブリーフは使い方がいまひとつわからないところがある。
靴下はまあまあだ。

モナコは物価が、他のところと比べると少し高く、昨日はランチに26ユーロも使ってしまった。
といっても、大きなグラスのビールを2杯飲んだのが原因だが、6,5ユーロ×2=13ユーロのビールがなければ、11,5ユーロで済んでいたのに。
ニースの”ホテルノルマンディ”は快適だった。
古い部屋だがWiFiがタダでできたし、近くのコインランドリーで洗濯もできたし、「歩き方」を見せて、これで探したのだと言ったら、朝食はサービスしてくれたし、ニースビル駅横のビュッフェ・レストランでは安くて良い食事ができた。
ムール貝のワイン蒸しは山盛りで、腸詰の肉や牛肉のステーキを摂った。
ワインはピッチャーで1,5ユーロ!

ベンチミグリアに着き、 i でフィレンツェへの行きかたをたずねた。
フィレンツェに着くのは21:30になるという。
ジェノバまでなら17:00に着くということなので、そこで一泊することにした。

ベンチミグリアからジェノバ(Genova Brignole)までの車中で車掌の検札があり、改札の時に刻印を忘れたばかりに、5ユーロの罰金をとられた。
イタリアでは駅のホームにある自動刻印機に切符をさしこみ刻印するきまりになっている。
彼は真剣に怒った顔でイタリア語で何かまくしたて、英語ができる車掌をつれてきて私に説明させた。
日本なら改札をしなかっただけでこんなことは考えられないのだが。
同じ原因なのかわからないが、他の乗客も車掌に何か文句を言っていて、周りに不満が広がり、車内が大議論になっている。
向かいの席のおばさんが私の顔を見てそうなのよという顔をしてうなづいている。
日ごろからみんな、イタリア国鉄に対する不満を抱いているのではないだろうか。

ニース、モナコを離れ、イタリアに近づくと、車窓から見える海がどんどんきれいになっていく。
日本の石垣島の海のようだ。
ジェノバに近づくと、急に湿気が出てきた。
肌がしっとりしてくる。
ジェノバは一泊だけにして、朝フィレンツェへ発とう。

ジェノバの駅にはホテルガイドらしきものは置いていないので、外にでてみた。
左手には巨大なビル群、右手には大きな古い建物がホテルになっていて、その左端はシネマになっている。
私は右手を選んで歩き出した。
ちょうど帰宅の通勤ラッシュにかかったようで駅に向かう人の群れとすれ違う。
日差しはまだ高く日光が肌をさす。
大型のバスがひきもきらず駅前のターミナルに出入りしている。
列車のように2台連結されたバスもある。
この街には活気がある、と思った。
大きなホテルの建物の端にどこか別のホテルの看板があった。
そちらのほうが安そうなので、その矢印にしたがって大ホテルの裏側にまわりこんだ。
小さな入り口から階段をのぼったところがレセプションのようである。
フランスでは、ホテルの入り口に星の数と料金が掲示されてあったが、イタリアは違うらしい。
まあ、料金だけでも聞いてみようと階段をのぼっていくと、人のよさそうな白髪のおじさんが迎えてくれた。
一人、一泊であることを告げ、料金を聞くと65ユーロ。
「OKOK」と承諾し、クレジットカードをさしだした。
おじさんは、こちらがいいよというのに「イイヨ」といって重いカートのバッグを持って3階の部屋まで案内してくれた。
その部屋はこの旅で泊まった宿の中で最高の部屋だった。
とりあえず、シャワーを浴びて一杯やろう。
冷蔵庫をのぞいたら、66dlの大瓶が2ユーロとなっていたので、安い!と思わず感激したのだった。

ひといきついた後、カメラを持って街に出た。
ジェノバといえば中学校のときの地理で、港に面した工業都市ということだったと思うが、最初から立ち寄る予定がなかったので情報がまったくない。
ホテルのレセプションで地図をもらったものの、イタリア語ではイメージしかわかない。
とりあえず、自分の足と目でたしかめることにした。

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