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”ここは楽園 T's Island Photo Gallery” はこちらです
<撮影使用機材> ボディ:CANON EOS 5D Mark II  レンズ:EF70-200mm F2.8L IS II USM、EF24-70mm F4L IS USM、EXTENDER EF2×III  三脚:HUSKY ハスキー3段 #1003

”中年、プチ深夜特急”ー気ままな仏・伊の旅ー5パリ 2011.10.16.sun [フランス、イタリアの旅]

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2010.7.3.sat.rainy

朝6時に起き、朝食をとったあと、荷造りをした。旅なれてきて、ずいぶんパッキングが
うまくできるようになった。
朝食は、ハムとチーズが変な味で食がすすまなかった。
チーズと玉子焼きを残した。
昨夜は、ハイネケン500mlを2本と350mlを1本、それにホテル近くのKFC(ケンタッキー・フライド・チキン)で買った"Twisuter"を食べた。
昼食はというか、もう2時を過ぎていたが、ビール2杯とシーザーサラダだった。
サラダは三分の一ほど残した。
炎天下の街歩きで疲れていたのだろう。食事がすすまなかった。
昨夜の就寝は早めにしてぐっすり眠った。

今日は、パリ・リヨン駅からTGVに乗りアヴィニョンへ向かう。
切符は昨日買っているので安心だ。
リヨン駅を下見しておいて本当によかった。
いきなり行ってたら駅の入り口がわからず迷い、切符もちゃんと買えたかどうか・・・
小雨降る中ホテルを出て傘をさし、カートをゴロゴロ引きながらGoussanville(グーサンビル)駅まで歩いた。
RERに乗り、パリ・リヨン駅に向かった。
RERにも慣れたと思っていたら、つい油断して一駅乗り過ごしてしまった。
一駅戻って、パリ・リヨン駅構内の電光掲示板の前で待っことにした。
南フランス方面の列車は、この駅から出ている。
列車の乗り場"Voie"は発車間際にならないと決まらないらしい。
航空機の管制官みたいなのがいて、列車の運行を采配しているのだろうか。
13時15分発のTGVに乗り込んだ。
車内はヴァカンスを南フランスで過ごそうとする人々で一杯だ。
パリ・リヨン駅を出て30分もすると列車の両側に広大な農地が視界に入ってくる。
フランスは農業国なのだとあらためて思う。
EU(欧州連合)の中では最大らしい。
窓から写真を撮ろうとするが、電車なので電柱が一定間隔で入ってきて邪魔をする。
まるく小高い丘陵に古い石造りの農家。丘の上の教会。
野菜、オリーブ、葡萄などの畑。
なだらかな牧草地。
いつか旅行雑誌の写真で見たことのあるような風景がつづく。
パリ・リヨン駅からいくつかの大きなダンボール箱とボストンバッグそれにヘルメットを積んで乗りこんできた若者が、「アヴィニヨンに着いたぞ!」(と言ったのだろう)と奇声を上げたので、
彼に「アヴィニヨンか?」と確認すると、
嬉しそうに「そうだ」(と言ったのだろう)と首を縦に振った。

パリから2時間41分。
列車を降りたとたん目がくらむような白熱の日差しに晒された。
炎天下のアヴィニヨンTGV駅は何にもないところだった。
まずは、ホテルを探さねばならない。
iの標識に従って駅裏の方にカートをゴロゴロ引いて歩いて行ったがiが見つからない。
レンタカーのオフィスに入ってみたが、ホテルの情報はない。
駅表のバス停からアヴィニヨン中心街に行くバスがあったのでとりあえず乗ることにした。
15分ほどでアヴィニヨン・ポスティエに到着した。
そこは、城壁に囲まれた公営団地のような印象の外観で、バスは入場門から中に入りターミナルで停車した。
バス停にいたおじさんにホテルの方角を聞くと、「あっち」と教えてくれた。
教えられた方向に城門を出て歩いて行くと、たしかにグランドホテルがあった。
しかし私には予算的に泊まれるところではなかった。
iの標識が見えたのでその方向に歩き、またポスティエに戻った。
そして、さらに町の奥の方に入って行った。
片側一車線の道がまっすぐはしり、その両側に広い歩道が続いている。
歩道には10メートルはゆうに超える大きなプラタナスの並木が続き、暑い日差しを遮ってくれる。
祭りがあっているらしくにぎやかで、色とりどりのポスターが貼りめぐらされ、カフェの前のテーブルではたくさんの人々が、ビールを飲んだり、おしゃべりをしたりしてくつろいでいた。
バックパックにカートを引いて町の中心部に向かって歩くと、珍しいものを見るように視線があつまる。
iを探すが見つからない。
ホテルはいくつもある。
フランスではホテルの入り口に宿泊料金が掲示してあるので分かりやすい。
”Hotel Danieli”(ホテル・ダニエリ?)という古い石造りのホテルに入ってみた。
40歳くらいの大柄な金髪の女性が、レセプションで他の客とやりとりをしていた。
横でパンフレットなどを見ながら待っていると、私に用は何かと問いかけてきた。
料金を聞くと一泊60ユーロという。
6万円?と思って「ノー」と断り、いったん外に出たが、6000円の勘違いだと気が付き、引き返して一晩泊まることにした。
空き部屋は一室だけだった。
内装は新しいが狭くいびつな形で、高い窓から見えるものは石の壁と空それに空調機だけ。
まるで刑務所の独房のような印象だ。
シャワーはついているがトイレは室外の共同で、トイレには手洗いがなかった。
フランス人の衛生感覚がよくわからない。
ホテルに荷物を置いて、散策に出た。身が軽かった。
カフェでビールと白身魚のムニエル風の夕食をとり、この旅で初めてゆったりとした時間を過ごした。
食事のあと、街を散策しながらホテルの料金を見てまわることにした。
"HOTEL INNOVA"(ホテル・イノーバ?)トイレ、シャワーつきで58ユーロ。
ガラスのはめ込まれたドアを開け、正面の階段を昇るとレセプションがあった。
レセプションのおじさんは英語が分からず、彼は電話で分かるスタッフを呼び出し、私は彼女と話をした。
2泊予約し、明日の朝来るからと告げて電話を切った。

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beachboy

xml_xsl さんご訪問ありがとうございます
by beachboy (2011-10-23 09:53) 

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